30年以上前にSPECTRALから世に送り出されたDMA-200は、当時トップレベルの解像度とワイドバンドを誇ったステレオパワーアンプで、そのDMA-200をバージョンアップした2016年発売のものが、このDMA-200S Series2となります。

並列FETアンプによって構成される「フォーカスアレイ」構造により、DMA-200S Series2は、1MHzという超高域での負荷安定性を維持しながら、連続出力300W+300W（4Ω）という大パワーを叩き出します。

筐体内部には大型パワートランス2台が搭載されており、溶接アルミ製の電磁波・無線周波妨害遮蔽ボッ クス内に収納されることで、電源ノイズから完璧にアイソレートされています。
また、小信号回路はディスクリート構成になっていて、サウンドのセパーレーションやパースベクティブに大きく貢献しています。

高さ184×幅482×奥行458mmの筐体デザインは、シンプルそのもので、後部には放熱用のフィンを搭載しているところなど、ホログラフィック再生を得意とするDMA-200S Series2にとって、音楽ソースはクラシックやジャズなどがベストマッチ。　特にMIT社と共同開発したケーブルを繋ぐことで、SPECTRALが理想とする、これまでにないサウンド体験ができることでしょう。