「まさか！」という高額買取。ハイエンドメーカーTANNOY Super Red Monitor

タンノイ社のSuper Red Monitorは、銘機Monitor goldの血脈であるデュアルコンセントリックユニットを搭載したスピーカーです。
タンノイ社に育て上げられたデュアルコンセントリック方式（同軸型2WAY方式）を採用し、15インチ・38cmのK3808を搭載し、50Hz～20kHz＋4dB－4dBの再生帯域を誇る全重量65kgのバスレフ方式のフロア型スピーカーシステムです。

発売当時ペアで約100万円という価格に相応しく、付属のコントロールネットワークの使用により音質補正を可能にしたり、2チャンネルマルチ駆動端子の搭載により、マルチアンプ駆動も可能になっています。
フロントバッフルには2.5cmの厚さのバーチ（樺材）が使われているのをはじめ、耐久性をあげるためのエッジの特殊処理、温度上昇に対応したボイスコイルの処理、3808のウーファーに施された耐湿処理、補強材の採用など、様々な工夫が施されています。

マスタリングエンジニアからも信頼の厚いタンノイ社のデュアルコンセントリック方式によるすばらしい位相を始め、分離感や定位感を実現し、コンサートホールのような圧倒的な迫力、様々な楽器の繊細な響きまで逃さずクリアに表現する再現性など、スタジオモニター的な部分も兼ね備えているため、様々なジャンルの音を鳴らすことができるSuper Red Monitor ですが、特にヴォーカル系のジャズを好むオーディオファイルから絶大な支持を集めました。