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ケーブルとは、信号を接続した機器に送信するために使用されるものです。
昔から比べると無線化が進みつつある中で、ハイエンドなオーディオ機器では未だにケーブルを用いて接続するものが大半です。
これは、まだまだ無線では伝達能力が劣るケースがあったり、不安定であったりするためです。

主なケーブルの種類としては、RCAケーブルとフォーンケーブルなどがあります。
フォーンケーブルの中には、大きく分類して2種類があり、TRSとTSに分類されます。
TRSは3極でモノラル信号、バランス接続、またはステレオ信号でアンバランス接続となります。
一方のTSは2極でモノラル信号、アンバランス接続のみ可能です。
バランス接続はノイズに強いという特徴もあり、それも加味するとTRSの方が高性能であるといえます。
他にも、独自のケーブルとしてはXLRケーブルなども存在しています。

ケーブルは、信号を伝えるという重要な役割を果たしているため、本来の機能を発揮しないと意味がありません。
せっかく機器が持ち合わせている高い能力も、ケーブルによって損失する可能性もあります。
したがって、損失の要因となる端子部分には腐食やダメージに強いメッキが施され、ケーブル自体が頑丈に設計されています。